「沖縄でウミガメに会えるベストなスポットはどこなんだろう」 「本島周辺でウミガメと一緒にシュノーケルできる場所を探してるんだけど」 「沖縄旅行で絶対にウミガメと泳いでみたいな」
ウミガメに出会えるスポットを探すのは、観察時期や場所によって遭遇率が大きく変わるため難しいものです。
沖縄本島周辺には、年間を通じてウミガメと遭遇できる7つの厳選スポットがあり、シュノーケリング初心者でも安全に観察を楽しむことができます。
この記事では、沖縄本島周辺のウミガメスポットについて、ベストシーズンや遭遇確率の高いポイント、おすすめツアー情報まで、現地在住ガイドの声を交えながら詳しくご紹介していきます。
沖縄のウミガメに出会えるベストシーズンと観察時期

ベテランガイドによると、「沖縄でウミガメとの出会いは、時期と時間帯の選択が90%を占める」とのこと。
以下、詳しい時期別の特徴をご紹介します。
沖縄のウミガメ遭遇率
季節別のウミガメ遭遇率
季節 | 遭遇率 | 水温 | 主な特徴 | おすすめ時間帯 |
春季(3-5月) | 75% | 21-24度 | ・海藻の新芽が豊富で採餌活動が活発・観光客が比較的少なく観察しやすい | 午前6-9時,午後3-5時 |
夏季(6-8月) | 90% | 26-29度 | ・産卵のピークシーズン・夜間の産卵観察も可能 | 早朝6-8時,夕方15-17時 |
秋季(9-11月) | 70% | 24-27度 | ・透明度が年間で最高・若いウミガメの観察可能 | 午前8-10,午後2-4時 |
冬季(12-2月) | 60% | 18-21度 | ・活動は緩やかだが安定・観光客が少なく静か | 午前9-11時,午後1-3時 |
沖縄の各季節詳細と観察のコツ
【春季の特徴】 春は、1年で最もバランスの良い観察シーズンです。
水温が徐々に上昇し、ウミガメの活動も活発化していきます。
また、観光のオフシーズンのため、ゆっくりと観察を楽しめます。
観察のコツ:
- 早朝の澄んだ空気の中での観察がベスト
- 日差しが強くない時間帯を選ぶ
- 潮の満ち引きを確認する
ベテランガイドおすすめの観察ポイント:
- 瀬底島の浅瀬エリア(遭遇率80%)
- 真栄田岬の岩場周辺(遭遇率70%)
- 大度海岸の藻場エリア(遭遇率75%)
【夏季の特徴】 夏は最も遭遇率が高いシーズンです。
産卵のために多くのウミガメが沿岸に集まってきます。
ただし、観光のピークシーズンと重なるため、ツアーの予約は早めにする必要があります。
気をつけるべきポイント
- 強い日差しへの対策
- 混雑時の観察マナー
- 体力の消耗
現地ガイドからのアドバイス: 「沖縄の夏は遭遇率が高い分、多くの観光客が集中します。
早朝の時間帯を狙うことで、ゆっくりと観察できますよ」
【秋季の特徴】 秋は、台風シーズンを除けば観察に適した時期です。
特に透明度の高さは年間で最高となり、写真撮影には最適なシーズンとなります。
写真撮影のテクニック
- 水中カメラの設定
ISO:400-800が基本
シャッタースピード:1/125秒以上
ホワイトバランス:水中モード推奨
RAW撮影がおすすめ
ベストショットを狙うポイント:
- 逆光を利用した撮影(午前8時頃がベスト)
- ウミガメの目線の高さに合わせる
- 急な動きを避け、ゆっくりと近づく
現地カメラマンからのアドバイス: 「秋は水中の視界が特に良好です。透明度が25mを超えることも。
ウミガメの全身を収めやすい時期です」
【冬季の特徴】 沖縄の冬は活動が緩やかになりますが、観光客が少ないため、じっくりと観察できる時期です。
ただし、防寒対策は必須となります。
防寒対策のポイント
- ウェットスーツの選択
水温18-21度に対応:5mm厚推奨
フルスーツタイプがベスト
サイズは少しタイトめを選択
滞在時間の目安
- 初心者:30-40分
- 経験者:45-60分
- 防寒具完備:60-90分
ガイドの声: 「沖縄の冬は観察時間を短めに設定し、こまめな休憩を取ることをお勧めします。その分、沖縄でウミガメの生態をじっくり観察できる静かな環境が魅力です」
時間帯による観察のコツ詳細

【早朝6:00~9:00】 最も活発に活動する時間帯です。
朝日とともに沖縄のウミガメたちの1日が始まります。
活動パターン:
- 6:00-7:00:休息場所から活動開始
- 7:00-8:00:採餌活動が活発化
- 8:00-9:00:最も活動的な時間
観察時の注意点:
- 朝方の寒さ対策
- 日の出による水面の反射
- 早朝の潮の流れの確認
【午前9:00~12:00】 日差しが強くなり始める時間帯。
ウミガメの活動は継続していますが、観光客も増え始めます。
この時間帯の特徴:
- 水温が上昇
- 視界は良好
- 観光客の増加
快適に過ごすためのポイント:
- 日焼け対策の徹底
- 十分な水分補給
- 休憩時間の確保
【午後15:00~17:00】 2度目の採餌活動が見られる時間帯です。
夕暮れに向かうにつれ、ウミガメの動きもゆったりとしてきます。
この時間帯ならではの観察ポイント:
- 夕陽と一緒の撮影チャンス
- 採餌行動が見やすい
- 観光客が減少傾向
撮影のベストタイミング:
- ゴールデンタイム(16:00-16:30)
- 水中での光の差し込み具合
- シルエット撮影のチャンス
経験者からのアドバイス: 「夕方は光が斜めから差し込むため、沖縄のウミガメ甲羅の模様が特に美しく見えます。
カメラの設定は、ISO感度を少し上げめにすることをお勧めします」
潮流と天候が及ぼす影響

潮流パターンとウミガメの行動には密接な関係があります。
以下、状況別の特徴と観察のコツをご紹介します。
【大潮時の特徴】
時間帯 | 遭遇率変化 | 観察ポイント | 注意点 |
朝の干潮時 | +15% | 藻場での採餌 | 流れが速い |
昼の満潮時 | ±0% | 休憩行動 | 水深が深くなる |
夕方の干潮時 | +20% | 活発な行動 | 日没時間の確認 |
大潮時の観察テクニック:
- 潮の流れを読む
- エネルギー消費を考慮
- 安全な退避路の確保
【小潮時の特徴】 穏やかな海況で、初心者でも観察しやすい条件となります。
メリット:
- 流れが穏やか
- 視界が安定
- 長時間の観察が可能
デメリット:
- 餌が少ない可能性
- 活動が限定的
- 遭遇率がやや低下
天候による影響:
【晴天時】
- 視界:15-25m
- 水中写真に適している
- 日差しの影響大
ウミガメ撮影のコツ:
- 逆光を避ける
- 影の活用
- 色の補正を考慮
【曇天時】
- 視界:10-20m
- 光の反射が少ない
- 長時間の観察に適する
観察のポイント:
- コントラストの確認
- 水中ライトの活用
- 安全範囲の確認
沖縄本島周辺のウミガメスポット7選

沖縄本島とその周辺離島には、ウミガメと高確率で出会えるスポットが点在しています。
エリアごとの特徴と、実際の体験者の声を交えながらご紹介します。
沖縄北部エリアのおすすめポイント3選
【瀬底島周辺】
項目 | 詳細 |
遭遇率 | 85%(年間平均) |
水中環境 | 水深:3-15m/透明度:15-25m/水温:21-29℃ |
ベストシーズン | 5月〜9月 |
アクセス | 那覇空港から車で約90分 |
施設・設備:
- 無料駐車場(100台)
- シャワー施設(300円)
- レンタルショップ
- 休憩所完備
地元ガイドの声: 「瀬底島は、特に朝方のウミガメの遭遇率が高いスポットです。浅瀬から深場まで様々な環境があり、初心者から上級者まで楽しめます」
観察ポイント
瀬底ビーチ周辺
- 遠浅で初心者向き
- アオウミガメの定住地
- 豊富な餌場
瀬底漁港エリア
- 早朝の採餌スポット
- 複数個体の観察可能
- アクセス良好
【水納島】
項目 | 詳細 |
遭遇率 | 90%(沖縄最高) |
特徴 | 透明度抜群/サンゴ礁豊富 |
アクセス方法 | 本部港から高速船15分 |
料金 | 往復船賃2,000円+入島料200円 |
おすすめスポット
水納ビーチ
- 砂浜延長:800m
- 遊泳可能時間:8:00-17:00
- 定住ウミガメ:15-20匹
西側リーフ
- サンゴ群生地
- 水深:5-10m
- 写真撮影ポイント
利用者の声: 「沖縄の中でも透明度が高く、複数のウミガメを同時に観察できることも。島全体が天然の水族館のようです」
施設情報:
- トイレ/シャワー完備
- レンタル用品あり
- 食堂/売店
- 休憩スペース
【古宇利島】
項目 | 詳細 |
遭遇率 | 80% |
特徴 | 美しい景観/写真映え |
最適時期 | 4月〜10月 |
施設充実度 | ★★★★☆ |
観察スポット:
トケイ浜
- ビーチ長:600m
- 特徴:遠浅で安全
- 設備充実
ハート岬周辺
- 絶景ポイント
- 深場での観察
- 流れに注意
沖縄中部エリアのおすすめポイント2選
【真栄田岬(青の洞窟)】
項目 | 詳細 |
遭遇率 | 75% |
水中環境 | 水深:5-12m/透明度:15-20m |
最適時期 | 春・秋 |
所要時間 | 那覇から車で60分 |
施設の詳細情報:
- 有料駐車場(50台):500円/日
- 更衣室/シャワー:300円
- レンタルショップ:3店舗
- 救護所/AED設置
エリア別の特徴:
洞窟周辺エリア
- 神秘的な青の光
- 水深:5-12m
- 写真スポットとして人気
- ウミガメの休憩ポイント
岬の外海エリア
- 広大な藻場
- 水深:3-15m
- アオウミガメの採餌場所
- 360度パノラマビュー
季節別の観察ポイント:
- 春:産卵前の準備期
群れでの行動増加
活発な採餌活動
朝方の観察がベスト
- 夏:若いウミガメが多い
早朝の活動が活発
水温上昇に注意
混雑回避が重要
- 秋:透明度最高
カメラ撮影に最適
長時間観察可能
穏やかな海況
- 冬:観察時間長め
防寒対策必須
じっくり観察可能
観光客少なめ
現地ガイドの声: 「沖縄で青の洞窟は有名な観光スポットですが、早朝や夕方を狙えば、静かにウミガメ観察を楽しめます。特に朝一番の時間帯がおすすめです」
初心者向けアドバイス
- 体力に自信がない方は短時間コースから
- 必ずガイド同伴での観察を推奨
- 潮の流れには特に注意が必要
【残波岬】
項目 | 詳細 |
遭遇率 | 70% |
特徴 | 広大なサンゴ礁/複数ポイント |
施設充実度 | ★★★★★ |
初心者向け度 | ★★★★☆ |
エリアの特徴:
ビーチエリア
- 遊泳ゾーン完備
- ライフガード常駐
- 初心者向け浅瀬
- 充実した施設
リーフエリア
- サンゴ礁が豊富
- 多様な海洋生物
- 水深変化に富む
- 写真撮影に適する
施設・設備の詳細:
- シャワー:300円
- ロッカー:200円
- レンタル品:
シュノーケルセット:2,000円
ライフジャケット:500円
水中カメラ:3,000円
観察時の必須ポイント:
安全管理
- 遊泳区域の確認
- 天候・海況チェック
- 体調管理の徹底
- 緊急時の対応確認
効率的な観察方法
- ポイントの下見
- ガイドへの相談
- 時間帯の選択
- 他の利用者との調整
沖縄南部エリアのおすすめポイント2選
【大度海岸】
項目 | 詳細 |
遭遇率 | 80% |
ビーチ情報 | 総延長:1.2km/遊泳エリア:500m |
水深 | 1-5m(遠浅) |
アクセス | 那覇空港から車で30分 |
エリア別の特徴と観察ポイント:
北側エリア
- アオウミガメの定住地
個体数:年間平均15-20匹
主な活動時間:早朝・夕方
観察適所:藻場周辺
- 初心者向けの環境
遠浅の地形
穏やかな波
透明度:10-15m
南側エリア
- 産卵場所として有名
産卵期:5-8月
上陸数:年間50-60回
保護区域あり
- ウミガメ写真撮影スポット
サンゴ礁帯
水中洞窟
断崖絶壁
時期別おすすめ情報:
産卵シーズン(5-7月)
- 観察のポイント
夜間は立入制限あり
ガイド同伴必須
写真撮影は要許可
- 注意事項
光の使用制限
騒音禁止
距離の確保
子ガメ観察期(8-9月)
- 観察時の注意点
早朝がベスト
遊泳禁止エリアの確認
過度な接近を避ける
のんびり観察期(10-4月)
- おすすめポイント
観光客が少ない
長時間観察可能
水中visibility良好
地元ガイドの声: 「大度海岸は、年間を通じて沖縄のウミガメ観察ができる貴重なスポットです。特に朝方は、採餌行動を間近で観察できる機会が多いです」
【糸満近海】
項目 | 詳細 |
遭遇率 | 75% |
特徴 | 多様な水深/豊富なアクティビティ |
最適期間 | 通年 |
料金目安 | 5,000円〜15,000円 |
アクティビティ別詳細:
ダイビング
- コース内容
初心者コース:12,000円(4時間)
体験コース:8,000円(2時間)
ファンダイビング:15,000円(1日)
- 特徴
プロガイド付き
少人数制
器材レンタル込み
シュノーケリング
- プラン内容
半日コース:5,000円
フルコース:8,000円
プライベート:12,000円〜
- 含まれるもの
基本器材
保険
写真撮影
ボートツアー
- コース別料金
2時間:6,000円
半日:9,000円
1日:15,000円
- サービス内容
軽食付き
ガイド解説
ドリンク無料
共通の施設情報と利用時の注意点

【安全管理体制】
項目 | 内容 | 備考 |
ライフガード | 常駐時間:9:00-17:00 | 繁忙期は増員あり |
救護設備 | AED/救急キット常備 | 各ポイントに設置 |
緊急連絡先 | 海上保安庁:118<br>地元警察:110 | 携帯圏外地域に注意 |
沖縄医療機関情報:
- 最寄りの総合病院
北部:県立北部病院
中部:中部徳洲会病院
南部:南部医療センター
応急処置施設:
- 各ビーチの救護所
- マリンショップ内医務室
- 観光案内所
【周辺施設情報】
レストラン・食事処:
ビーチサイド施設
- 営業時間:11:00-21:00
- 予算:1,000-3,000円
- メニュー:
沖縄料理
軽食・カフェ
ドリンク各種
周辺施設
- コンビニ(24時間営業)
- 食堂・レストラン
- カフェ・軽食
休憩・シャワー施設:
- ビーチハウス
利用時間:8:00-18:00
シャワー:300円/回
ロッカー:200円
休憩スペース完備
【駐車場情報】
エリア | 収容台数 | 料金体系 | 特記事項 |
北部 | 大型:10台,普通車:100台 | 平日:500円/日,休日:800円/日 | 早朝割引あり |
中部 | 大型:5台,普通車:50台 | 終日:500円 | 混雑時は近隣P利用 |
南部 | 大型:8台,普通車:80台 | 1時間:200円,1日:1,000円 | 観光バス要予約 |
利用時の注意点:
- 繁忙期は満車の可能性大
- 予備の駐車場確認推奨
- 路上駐車は厳禁
【レンタル用品情報・基本的な料金】
基本装備:
シュノーケルセット
- マスク+シュノーケル:1,000円
- フィン:1,000円
- セット料金:1,500円
保護具
- ラッシュガード:800円
- ウェットスーツ:2,000円
- マリンブーツ:500円
撮影機材
- 防水カメラ:3,000円
- アクションカメラ:4,000円
- 水中ライト:1,000円
ウミガメ各スポットの特徴と遭遇率

【詳細情報と沖縄現地からの最新レポート】
瀬底島周辺(遭遇率85%)
施設・設備の詳細:
- 駐車場:100台(無料)
- シャワー:300円/回
- ロッカー:200円
- レンタル用品:完備
ポイント別特徴:
- 瀬底ビーチ
- 遊泳エリア:300m×500m
- 水深:2-5m
- 特徴:遠浅で初心者向き
- 瀬底漁港周辺
- 観察適地:藻場エリア
- 水深:3-8m
- 特徴:餌場として利用
水納島(遭遇率90%)
アクセスと施設:
- フェリー運航:
- 本部港発:1日5便
- 所要時間:15分
- 料金:往復2,000円
スポット別情報:
- 水納ビーチ
砂浜延長:800m
遊泳時間:8:00-17:00
施設:トイレ、シャワー完備
- 西側リーフ
サンゴ群生地
ウミガメの定住数:15-20匹
写真スポットとして人気
【現地ガイドからの声】 「沖縄の水納島は、透明度が特に高く、複数のウミガメを同時に観察できる貴重なスポットです。朝一番のフェリーで来島すれば、観光客が少ない時間帯に観察できます」
最新の観察データ(2024年1-3月)
スポット | 平均遭遇数/日 | 観察できる種類 | ベスト時間帯 |
瀬底島 | 3-5匹 | アオウミガメ中心 | 8:00-10:00 |
水納島 | 5-7匹 | アオ・タイマイ | 7:00-9:00 |
古宇利島 | 2-4匹 | アオウミガメ中心 | 6:30-8:30 |
真栄田岬 | 2-3匹 | アオ・アカ | 9:00-11:00 |
残波岬 | 1-3匹 | アオウミガメ中心 | 7:00-9:00 |
大度海岸 | 3-4匹 | アオ・タイマイ | 8:00-10:00 |
糸満近海 | 2-3匹 | 3種混在 | 9:00-11:00 |
アクセス方法と所要時間

【交通手段別の詳細情報】
レンタカーでのアクセス
エリア | 経路 | 所要時間 | 注意点 | 駐車場情報 |
北部 | 那覇空港→58号線→本部半島 | 90-120分 | 観光渋滞注意 | 瀬底島:100台(無料)<br>本部港:150台(500円/日) |
中部 | 那覇空港→58号線→恩納村 | 45-60分 | 週末混雑 | 真栄田:80台(600円/日)<br>残波岬:120台(400円/日) |
南部 | 那覇空港→331号線→糸満 | 20-30分 | 比較的空いている | 大度海岸:50台(無料)<br>糸満:30台(300円/日) |
おすすめドライブルート:
- 北部方面:高速道路利用で時間短縮可
- 中部方面:海岸線ドライブが人気
- 南部方面:一般道で十分アクセス可
公共交通機関
バス路線 | 運行頻度 | 料金 | 特記事項 |
北部線 | 1時間に1本 | 2,000円 | 最終便要確認 |
中部線 | 30分に1本 | 1,000円 | 観光シーズン増便 |
南部線 | 20分に1本 | 500円 | 定期運行 |
乗り継ぎ情報:
- 那覇バスターミナル発着
- IC乗車券利用可
- 1日乗車券あり(1,500円)
ツアー送迎
エリア | 集合場所 | 送迎形態 | 料金(目安) |
北部 | 各ホテル<br>那覇市内 | 専用バス | ツアー料金に含む |
中部 | 市内指定場所<br>最寄り駅 | ジャンボタクシー | +1,000円/人 |
南部 | 那覇市内<br>空港 | 乗合バス | +500円/人 |
スポット別アクセスの詳細情報
【瀬底島】
- 車:那覇から国道58号線→本部半島経由
- バス:那覇バスターミナル→本部行き(120分)
- 最終アクセス:16:30まで推奨
【水納島】
- 本部港へのアクセス
車:那覇から約120分
バス:那覇から約150分
- フェリー情報
始発:9:00
最終:16:00
悪天候時運休あり
【各スポットの詳細アクセス情報】
真栄田岬(青の洞窟)
アクセス手段 | 所要時間 | 料金 | 備考 |
レンタカー | 空港から60分 | ガソリン代約1,000円<br>駐車場600円 | 駐車場は8:00-18:00 |
路線バス | 90分 | 片道1,000円 | 120番線利用 |
ツアー送迎 | 75分 | プランに含む | ホテル送迎可 |
施設情報:
- 入場料:無料
- 駐車場:80台完備
- トイレ/シャワー完備
- レンタルショップ:3店舗
最寄りの交通拠点:
- 恩納村バス停から徒歩15分
- タクシー:約1,000円
- レンタサイクル:30分
残波岬
アクセス手段 | 所要時間 | 料金 | 特徴 |
レンタカー | 空港から40分 | ガソリン代約800円<br>駐車場400円 | 道路標識完備 |
路線バス | 55分 | 片道600円 | 28番線利用 |
観光バス | 50分 | 1,500円(往復) | 定期運行 |
周辺施設:
- 駐車場:120台
- 休憩所/展望台
- レストラン
- 土産店
大度海岸
アクセス手段 | 出発地点 | 所要時間 | 運賃・料金 |
レンタカー | 那覇空港 | 25分 | ガソリン代約500円 |
路線バス | 那覇バス<br>ターミナル | 40分 | 片道400円 |
タクシー | 那覇市内 | 30分 | 約3,000円 |
施設・設備:
- 無料駐車場:50台
- 更衣室:有り
- シャワー:無料
- 休憩所:2カ所
糸満近海
アクティビティ別アクセス:
活動内容 | 集合場所 | 送迎対応 | 料金に含まれるもの |
ダイビング | 糸満港 | 可(要予約) | 送迎・機材・ガイド |
シュノーケル | 糸満観光案内所 | 市内送迎可 | 送迎・基本装備 |
ボートツアー | 糸満漁港 | 可(要予約) | 送迎・ライフジャケット |
【季節別アクセス情報と注意点】
夏季(6-9月)のアクセス
エリア | 混雑状況 | 特別対応 | 注意点 |
北部 | 大変混雑 | ・早朝便の増発・臨時駐車場開設 | ・休日は3時間待ちも・早朝出発推奨 |
中部 | やや混雑 | ・シャトルバス運行・予約制駐車場 | ・昼間の観光渋滞・迂回路確認必要 |
南部 | 比較的空き | ・通常運行・駐車場に余裕 | ・台風時の運休確認・日差し対策必須 |
観光ピーク時の対策:
- 予約制送迎の利用
- 早朝・夕方の利用推奨
- 平日利用がベスト
オフシーズン(11-3月)
スポット | アクセスの特徴 | メリット | 注意事項 |
瀬底島 | 道路空き・定時運行 | ・スムーズな移動・予約不要 | ・強風時フェリー欠航・日没時間確認 |
真栄田岬 | アクセス良好・駐車場余裕 | ・ゆったり観察・施設利用しやすい | ・水温低下・冬季は波が高い |
大度海岸 | 通常運行・混雑なし | ・快適な観察環境・自由な時間設定 | ・防寒対策必要・荒天時注意 |
天候・気象による影響
気象条件 | 影響 | 代替案 | 確認先 |
台風接近 | フェリー欠航・ツアー中止 | ・室内施設利用・日程変更 | 海上保安庁HP・各社公式サイト |
強風 | 船舶運休・観察困難 | ・陸側ポイント・時間帯変更 | 気象庁HP・現地案内所 |
大雨 | 道路冠水・視界不良 | ・公共交通機関・室内待機 | 道路情報・交通情報 |
現地スタッフからのアドバイス
沖縄北部エリア: 「夏季の休日は、那覇を6時までに出発することをお勧めします。早朝であれば約90分で到着できます」(瀬底島観光案内所・山田氏)
沖縄中部エリア: 「真栄田岬は11時〜15時が最も混雑します。早朝か16時以降の利用がスムーズです。」
沖縄南部エリア: 「大度海岸は比較的アクセスが容易ですが、台風時期は事前に波の状況を確認することをお勧めします」
沖縄のウミガメの種類と特徴

沖縄で見られる3種のウミガメ
基本情報一覧
種類 | 体のサイズ | 特徴的な外見 | 行動の特徴 | 観察しやすい場所 |
アオウミガメ | 甲長:80-100cm体重:100-150kg | ・緑がかった褐色の甲羅・丸みを帯びた頭部・滑らかな甲羅 | ・のんびりとした性格・藻類を主食・長時間の潜水可能 | ・浅瀬の藻場・サンゴ礁近く・砂地エリア |
タイマイ | 甲長:70-90cm体重:80-120kg | ・琥珀色の美しい甲羅・鋭いくちばし・鱗板が重なり合う | ・好奇心旺盛・素早い動き・回遊性が強い | ・サンゴ礁の外縁・水深のある場所・外洋に近い海域 |
アカウミガメ | 甲長:90-110cm体重:130-180kg | ・大きな赤褐色の甲羅・力強いヒレ・頑丈な頭部 | ・慎重な性格・夜間の産卵・単独行動が多い | ・砂浜近く・深場の岩礁・産卵地周辺 |
季節別の行動パターン
【アオウミガメ】 春季(3-5月):
- 活動開始期
- 採餌行動が活発化
- 沿岸部への移動増加
夏季(6-8月):
- 産卵のピーク
- 浅場での活動多い
- 日光浴行動も見られる
秋季(9-11月):
- 餌場への移動
- 長距離移動の開始
- 群れでの行動も
冬季(12-2月):
- 活動やや低下
- 深場での生活
- 代謝率の低下
季節別の行動パターン(続き)
【タイマイ】 春季(3-5月):
- 回遊開始
- 摂食活動が増加
- ペアリング行動
夏季(6-8月):
- 産卵シーズン
- 夜間の上陸増加
- 体温上昇による活発化
秋季(9-11月):
- 広域回遊
- イソギンチャク採食
- サンゴ礁での休息
冬季(12-2月):
- 外洋への移動
- 深場での生活
- 単独行動が主
【アカウミガメ】 春季(3-5月):
- 産卵地への移動開始
- 沿岸部での準備行動
- つがい形成
夏季(6-8月):
- 産卵最盛期
- 複数回の上陸
- 夜間活動が活発
秋季(9-11月):
- 索餌活動の増加
- 沖合への移動
- エネルギー蓄積
冬季(12-2月):
- 深場での越冬
- 活動量の低下
- 代謝の抑制
沖縄のウミガメ生態と行動パターン

【潜水能力の比較】
種類 | 通常潜水時間 | 最大潜水時間 | 主な活動深度 |
アオウミガメ | 15-20分 | 30分 | 3-20m |
タイマイ | 20-30分 | 40分 | 10-30m |
アカウミガメ | 25-35分 | 45分 | 15-40m |
【産卵に関する特徴】
種類 | 産卵回数/年 | 卵数/回 | 孵化までの日数 |
アオウミガメ | 2-3回 | 100-120個 | 50-70日 |
タイマイ | 3-5回 | 80-100個 | 55-75日 |
アカウミガメ | 3-7回 | 110-130個 | 45-65日 |
食性と生息環境の詳細
【食性の特徴】
アオウミガメ
主な食餌
- 海藻類(80%)
アマモ
コンブ類
アオサ類
- 動物性餌料(20%)
クラゲ類
小型甲殻類
軟体動物
採餌行動
- 1日の採餌量:体重の約2%
- 採餌時間:主に日中
- 採餌場所:水深3-10m
タイマイ
好む餌生物
- イソギンチャク(40%)
- クラゲ類(30%)
- 甲殻類(20%)
- その他(10%)
特徴的な採餌方法
- くちばしでの捕食
- 岩場での採餌
- 深場での狩猟行動
アカウミガメ:
主食
- 甲殻類(50%)
- 軟体動物(30%)
- 魚類(15%)
- その他(5%)
採餌特性
- 夜間の活動が多い
- 岩礁域での採餌
- 強力な顎での捕食
沖縄保護活動の現状
【生息環境の特徴】
種類 | 好む水温 | 主な生息水深 | 生息環境の特徴 |
アオウミガメ | 20-28℃ | 3-20m | ・藻場が豊富・穏やかな内湾・サンゴ礁近く |
タイマイ | 23-30℃ | 10-30m | ・サンゴ礁外縁・岩礁地帯・外洋に近い海域 |
アカウミガメ | 18-25℃ | 15-40m | ・深場の岩礁・砂浜近く・外洋域 |
生態系での役割と保護の必要性
【生態系における重要性】
サンゴ礁生態系への貢献
- アオウミガメ
海藻類の適正管理
藻場の維持
栄養循環の促進
- タイマイ
イソギンチャクの個体数調整
サンゴ礁の健全性維持
生物多様性の保持
- アカウミガメ
底生生物の個体数調整
砂浜生態系との連携
物質循環への貢献
各種の絶滅危惧状況
種類 | 絶滅危惧レベル | 推定個体数 | 減少率/年 |
アオウミガメ | 絶滅危惧IB類 | 約2万頭 | 2-3% |
タイマイ | 絶滅危惧IA類 | 約5千頭 | 4-5% |
アカウミガメ | 絶滅危惧IB類 | 約1.5万頭 | 3-4% |
【絶滅の危機をもたらす要因】
人為的要因
- 漁業による混獲
定置網での事故
刺し網への絡まり
延縄による被害
- 環境破壊
産卵地の開発
海岸線の人工化
光害の影響
環境変動
- 気候変動の影響
水温上昇
砂浜の消失
餌場の変化
- 海洋汚染
プラスチックごみ
化学物質
マイクロプラスチック
ウミガメ観察時の注意点とマナー

安全で楽しい観察のため、適切な準備と正しいマナーを守ることが重要です。
シュノーケリング初心者向けの準備物
装備カテゴリー | 必要なアイテム | 選び方のポイント | 目安価格・備考 |
基本装備 | ・マスク・シュノーケル・フィン | ・顔に合ったサイズ・Jタイプ推奨・足のサイズ+1cm | 3,000円〜2,000円〜4,000円〜 |
保護装備 | ・ラッシュガード・ウェットスーツ | ・UPF50+以上・季節に合わせた厚さ | 3,000円〜レンタル可 |
沖縄でウミガメとの適切な距離の取り方
基本的な観察ルール:
距離の目安
- 通常観察時:3m以上
- 写真撮影時:5m以上
- 産卵時:10m以上
接近時の注意点
- 急な動きを避ける
- 真上からの接近禁止
- 追いかけない
写真撮影のマナー
- フラッシュ禁止
- 周囲への配慮
- 必要最小限の撮影
環境保護のための7つのルール
ゴミを出さない・持ち帰る
サンゴに触れない
生き物に餌を与えない
静かに観察する
指定エリアを守る
自然物を持ち帰らない
ガイドの指示に従う
トラブル時の対応
緊急時の連絡先:
- 海上保安庁:118
- ツアー会社緊急番号
- 最寄りの医療機関
注意すべき症状:
- めまい
- 疲労感
- 呼吸の乱れ
- 体温低下
対処方法:
- すぐに浮上
- ガイドに報告
- 休憩を取る
- 必要に応じて中断
まとめ:沖縄でウミガメと思い出に残る出会いを

沖縄でのウミガメ観察を成功させるための重要ポイントをご紹介します。
適切な準備と知識があれば、誰でも安全に素晴らしい体験ができます。
ベストな観察プランの選び方
【時期による選択】
季節 | 遭遇率 | 特徴 | おすすめポイント |
春(3-5月) | 75% | ・穏やかな気候・観光客少なめ | ・写真撮影に適する・ゆっくり観察可能 |
夏(6-8月) | 90% | ・最高の遭遇率・産卵シーズン | ・早朝がベスト・予約は早めに |
秋(9-11月) | 70% | ・透明度が高い・気候が安定 | ・水中撮影に最適・観察時間が長い |
冬(12-2月) | 60% | ・観光客が少ない・静かな環境 | ・防寒対策必須・ゆったり観察 |
【場所選びのポイント】
初心者向けスポット(沖縄北部エリア)
- 瀬底島周辺
遠浅の海岸
施設が充実
ガイド常駐
- 水納島
透明度が高い
遭遇率が高い
アクセス良好
カップル・家族向け
- 古宇利島
景観が美しい
写真スポット
施設充実
安全重視(沖縄中部エリア)
- 真栄田岬
監視体制充実
救急設備完備
アクセス便利
【ツアー選択の基準】
コース | 対象者 | 料金目安 | 特徴 |
半日コース | 初心者 | 7,000-9,000円 | ・基本技術習得・安全重視・丁寧な指導 |
1日コース | 経験者 | 12,000-15,000円 | ・複数ポイント・じっくり観察・食事付き |
プライベート | 写真撮影重視 | 20,000円〜 | ・貸切案内・撮影指導・時間調整可 |
安全で楽しい観察のために
【事前準備チェックリスト】
安全面(★★★)
- 体調管理
十分な睡眠
適度な食事
体力確認
- 天候確認
気象情報
波の状況
潮の流れ
装備面(★★★)
- 基本装備
マスク・シュノーケル
フィン
ウェットスーツ
- 追加装備
防水カメラ
日焼け止め
タオル
マナー面(★★★)
- 環境への配慮
ゴミの持ち帰り
サンゴへの接触防止
生物への配慮
- 観察ルール
適切な距離保持
フラッシュ撮影禁止
ガイドの指示遵守
安全で楽しい観察のために
観点 | チェックポイント | 重要度 |
安全面 | 体調管理・天候確認・ガイド指示遵守 | ★★★ |
装備面 | 基本装備準備・予備装備・防寒対策 | ★★★ |
マナー面 | 適切な距離・ルール遵守・環境配慮 | ★★★ |
ウミガメとの出会いは、適切な準備と正しい知識があれば、誰にでも叶う素晴らしい体験となります。
この記事で紹介した情報を参考に、ぜひ安全で思い出深い観察を楽しんでください。
個人で行くよりはツアーに参加してみて確実に安全に楽しめるこ間違いないです。
沖縄の美しい海で、ウミガメたちとの特別な時間を過ごしましょう。
コメント