沖縄といえば、真っ先に思い浮かべるのはやはり、透き通る青い海と白い砂浜。
スタッフが厳選した、沖縄の中でも特におすすめのビーチをご紹介。
地元民にも愛されるビーチから観光客におすすめのビーチ、少し隠れた名所まで、沖縄ならではのビーチをお届けします。
\ 青の洞窟やマリンアクティビティ /
豊崎海浜公園・豊崎美らSUNビーチ(豊見城市)

那覇空港から車でわずか15分。
豊崎海浜公園内に整備された、全長約700メートルの沖縄県内最大級の人工ビーチです。
広々としたビーチは家族連れや友人グループでの利用に最適。
海水浴や国内最大級の海上アスレチック、県内初のネットアスレチック、バーベキューなどが楽しめます。
申請すればボートやカヤック等の持ち込みも可能です。
設備が整っており、有料駐車場、トイレ・シャワー・コインロッカーを完備。波が穏やかで、ハブクラゲネットが設置されており、ビーチ監視委員も常駐しているので安心・快適。
お子さま連れのご家族や初めての沖縄旅行という方にもおすすめのビーチです。
遊泳ビーチエリア

豊崎美らSUNビーチの特徴のひとつが、人工とは思えないほど青く透き通った海。
ビーチ監視委員が常駐しているので安心です。
マリンスポーツエリア

ジェットスキーやバナナボードなど、マリンスポーツが楽しめます。
BBQ専用エリア

バーベキュースペースは大人数でのビーチパーティにも対応。
マリンアスレチック

ビーチに巨大なエア遊具が浮かぶ、県内どころか国内最大級の海上アスレチック。
ネットアスレチック

県内初、伸縮性のある網の上で楽しめる新しいタイプのアスレチックです。
管理棟

ビーチのほぼ中央に位置する管理棟にはシャワー室やロッカールーム、管理事務所があります。
喫煙スペースもあるので喫煙者の方はこちらへどうぞ。
駐車場

駐車場は最大で約800台の収容が可能。
大型バス専用駐車場とオートバイ専用駐車場も完備しています。
ビーチサッカー・バレーエリア
サッカーゴール、バレーボールネットが立てられ、ビーチサッカー、ビーチバレーが楽しめます。
バスケットコート

バスケットコートもあります。
海を眺めがならのプレーは気分爽快。
屋外ステージ
音楽イベントやさまざまなショーが楽しめる屋外ステージ。
兄ィニィの丘映

映画『涙そうそう』でロケ地として使われた小高い丘。
このほか、体育館やテニスコートがあります。
おすすめのポイント
・手軽にアクセス可能で便利な好立地
・人工とは思えない青く透き通った海
・充実の施設で、さまざまな楽しみ方ができる
・水平線に沈む夕日が美しく、サンセットタイムも楽しめる
豊崎海浜公園

住所/沖縄県豊見城市豊崎5-1
電話番号/098-850-1139
開園時間/6:00~22:00(受付時間9:00~17:00 時間外は警備員対応)
豊崎美らSUNビーチ
住所/沖縄県豊見城市豊崎5-1
電話番号/098-850-1139
問い合わせ/豊崎海浜公園
営業時間/遊泳期間 4月1日~10月31日
遊泳時間/4〜6・9・10月 9:00~18:00、7・8月 9:00~19:00
設備/管理棟(シャワー・トイレ・ロッカー・救護室)、屋上展望台、サイクルセンター、バーベキューエリア、バスケットコートエリア、ビーチサッカー・ビーチバレーエリア、クラゲ防止ネット、監視員
料金/入場料 無料
Webサイト/https://churasun-beach.com/
古宇利島(こうりじま)ビーチ(古宇利島)

古くから「恋の島」や「神の島」であるという伝承があり、「恋の島」として知られる古宇利島(こうりじま)。
“沖縄版”アダムとイブといえる言い伝えがあり、「恋島」(くいじま)が語源となって「古宇利島」になったといわれています。
そのため全国から多くのカップルが訪れます。
古宇利島は美しい海と絶景が魅力。島には主に6つのビーチがあり、どれも透明度が高く、特に古宇利島ビーチは開放感が抜群です。
メインスポットを外れるとまるでプライベートビーチのような雰囲気を味わえます。
古宇利大橋が望めるビュースポットも魅力。
古宇利(こうり)ビーチ
古宇利大橋を渡り、古宇利島の入り口すぐにある遠浅のビーチで、多くの海水浴を楽しむ人で賑わいます。
マリングッズのレンタルやシャワー、トイレ、駐車場を完備し、施設が充実しています。
古宇利大橋を背景に記念撮影するのも人気です。
古宇利大橋(こうりおおはし)
名護市の屋我地島と今帰仁村の古宇利島を結ぶ橋。
全長1960メートル、日本で無料で渡れる橋では最長です。
眼下にはエメラルドグリーンの海が広がり、絶景です。
トケイ浜(ポットホール)

自然の浜が複数広がり、サンゴが残っているきれいなビーチ。
魚との距離が近く、色鮮やかな熱帯魚を見ることができるので、シュノーケルをしたい人におすすめです。
映画やドラマの撮影にもよく利用されています。
「ポットホール」と呼ばれる、大きな丸い穴の開いた岩が散在している景観も特徴です。
ピース浜

トケイ浜と岩場を挟んでの隣にあるビーチ。
緑が生い茂った小道を抜けた先にあり、穴場感があります。
ティーヌ浜(ハートロック)

ハート型の岩があることからハートロックビーチとも呼ばれるビーチ。
ハートロックは一見の価値あり。
この岩が重なって1つになる場所から見ると、恋愛運が上がるといわれています。
チグヌ浜

“沖縄版”アダムとイブの言い伝えがあるビーチ。
2人が暮らしていたとされる洞穴があります。
ソウヌ浜
潮が引いた時にだけ出てくるビーチ。
お店やトイレはないので要注意。
始まりの洞窟
琉球神話における人類発祥の地。
“沖縄版”アダムとイブが暮らしていたとされる場所です。
古宇利島の住人は2人の子孫であり、ここから琉球の島々に人々が増えていったといわれています。
おすすめのポイント
・静かでリラックスできる雰囲気
・カップルが訪れる「恋の島」
・美しい海と絶景が楽しめる
古宇利(こうり)ビーチ

住所/沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利
電話番号/0980-56-4909(受付時間 平日9:00~12:00、土・日・祝祭日は休み)
問い合わせ/古宇利農村環境改善サブセンター
営業時間/遊泳可能期間 4月下旬頃~10月中旬頃
遊泳可能時間 9:00~18:00
設備/クラゲ防止ネット(6月下旬頃~10月頃 ※変動あり)、監視員、トイレ、シャワー、売店料金/入場料 無料
真栄田岬(まえだみさき)(恩納村)

沖縄本島北部の恩納村にある真栄田岬は、海の透明度が高く、沖縄でも屈指のシュノーケリングスポットです。
太陽の光が海中に差し込むことで水面が青く輝く「青の洞窟」で有名。冬にはクジラを見ることもできます。
青の洞窟

真栄田岬の崖の下にある洞窟。
内部に差し込む太陽光線の反射により、海面が神秘的な青色に輝くことから「青の洞窟」と呼ばれています。
沖縄本島でも特に人気のあるシュノーケリング・体験ダイビングのスポットです。
ポイント

・透明度の高い海
・沖縄屈指のシュノーケリング、ダイビングのスポット
・青く輝く「青の洞窟」が有名
<h3>真栄田岬(まえだみさき)ビーチ</h3>
住所/沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1
電話番号/098-982-5339
営業時間/管理事務所 8:30~17:30
駐車場 7:00~19:00
シャワー・ロッカー・ドライヤー 7:00~18:30
設備/トイレ、温水シャワー、コインロッカー、軽食店、売店、自販機、休憩所、広場、AEDなどの救急設備
Webサイト/https://maedamisaki.jp/
伊計(いけい)ビーチ(うるま市)
人気のドライブコースである海中道路を通り、沖縄本島から車で行ける伊計島(いけいじま)にあるビーチです。
海の透明度は沖縄でも屈指。
潮の干満の影響が少ない穏やかな環境と浅瀬の砂浜が広がり、島の美しい自然を感じながら、のんびりとした時間を過ごせます。
マリンスポーツも盛んで、マリンジェットでの伊計島一周ツアーは大人気。
そのほか、多くの熱帯魚に出会えるシュノーケリングやダイビングが楽しめます。
ビーチではバーベキューやビーチパーティーなども行えます。
海中道路

海中に作られたトンネルや海にかけられた橋ではなく、ごく浅い海域に土手を築いて作られた海上の道路で、海の中を走り抜けるような感覚が味わえます。全長約4.75キロメートル。
四方を海に囲まれた絶景の中を走る人気のドライブコースで、沖縄本島から気軽に平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島と4つの島に行くことができます。
ポイント
・沖縄でも屈指の透明度の高い海
・年中無休で通年遊泳が可能
・沖縄本島から車で行ける
伊計(いけい)ビーチ

住所/沖縄県うるま市与那城伊計405
電話番号/098-977-8464
営業時間/遊泳可能時間 10:00~17:00(季節・天候等により変動あり)
設備/クラゲ防止ネット、監視員、トイレ、シャワー、コインロッカー、売店
料金/入場料 大人 500円、小人 400円
Webサイト/http://www.ikei-beach.com/
残波岬(ざんぱみさき)(読谷村)
沖縄本島の最西端、東シナ海に面した残波岬は、高さ30メートルの迫力ある断崖絶壁が約2キロメートルにわたって続く日本有数の景勝地です。
海岸線が人工化していないためサンゴ礁が残り、イノーとよばれる礁湖が沖縄本島でも有数の広さを持ちます。
晴れた日には慶良間諸島が眺望でき、沖縄本島で夕日が最後に沈む場所として知られています。
サンセットの時間帯は、黄金色に染まる空と海のコントラストが圧巻。
「うがんじゅ」と呼ばれる屋根付きの拝所がいくつかあり、地元の人たちが祈りを捧げるパワースポットでもあります。
残波岬公園(ざんぱみさきこうえん)
残波岬の恵まれた自然環境を活用し、憩いの場として整備された公園。
残波岬灯台(ざんぱみさきとうだい)

残波岬の象徴ともいえる、南西諸島随一の高さ約31メートルを誇る白亜の大型灯台。
展望台からの360度パノラマビューは絶景で、よく晴れた見晴らしの良い日は粟国島、渡名喜島、久米島などを望むことができます。
残波大獅子(ざんぱおおじし)

残波岬のシンボルである巨大シーサー。その大きさはなんと高さ8.75メートル、長さ7.8メートルもあり、日本一。
琉球王朝時代に中国との貿易で栄えた読谷村の国交文化を後世に伝えるために作られました。
撮影スポットとしても人気です。
泰期像(たいきぞう)
泰期(たいき)は、琉球初の進貢使として中国に5回渡り、読谷村の英雄とされる人物。
「商売の神様」として像が建てられています。
ポイント
・ロマンチックなサンセットスポット
・迫力のある断崖絶壁が続く景勝地
残波(ざんぱ)ビーチ

住所/沖縄県読谷村宇座1861
電話番号/098-958-0038
問い合わせ/残波ビーチ
営業時間/遊泳可能期間 4月~10月
遊泳可能時間 9:00~18:00
設備/クラゲ防止ネット、監視員、トイレ、コインシャワー、コインロッカー、売店
料金/入場料 無料
瀬底(せそこ)ビーチ(瀬底島)
瀬底島(せそこじま)は北部・本部半島の西に浮かぶ離島。
沖縄本島から瀬底大橋を渡って車で行くことができ、アクセスがよいのが魅力です。
島の北西部には全長約800メートルの砂浜が広がり、天然の白砂の美しさで人気があります。
エメラルドグリーンの海の透明度は、沖縄県内でもトップックラス。
どこまでも続く水平線とのグラデーションがとても美しいと評判です。
遠浅で潮が引くと浅くて波も静かになるので、シュノーケリングのポイントとしてもおすすめ。
ビーチから眺める伊江島や水納島の風景も美しく、沖縄県内有数のサンセットスポットでもあります。
瀬底大橋(せそこおおはし)

沖縄県国頭郡本部町の沖縄本島と瀬底島とを結ぶ、全長762メートルの橋。
眼下には大海原が広がり、海の中を泳ぐ魚を見ることができるので、歩いてみるのもおすすめ。
ポイント
・全長約800メートル、天然の白浜の美しいビーチ
・沖縄でもトップクラスの海の透明度
・シュノーケリングにおすすめ
瀬底(せそこ)ビーチ

住所/沖縄県本部町瀬底5583-1
電話番号/0980-47-7000
問い合わせ/瀬底ビーチ管理事務所
営業時間/遊泳可能期間 4月中旬~10月
遊泳可能時間 9:00~17:00
設備/クラゲ防止ネット、監視員、トイレ、シャワー、コインロッカー、売店
料金/入場料 無料
Webサイト/https://www.sesokobeach.jp/
エメラルドビーチ(本部町)

国営沖縄記念公園(海洋博公園)の中にあり、沖縄美ら海水族館のすぐそばにあるビーチです。
沖縄でもめずらしい礁湖(ラグーン)内にあるビーチで、水質は”AA”(もっとも良い)と認めらています。
2001年(平成13年)には「水浴場八十八選」、2006年(平成18年)には「快水浴場百選」に認定されました。
人工的に整備されたビーチですが、安全性や快適性、自然保護に配慮して維持管理されており、美しい砂浜と穏やかな海が特徴で、家族連れやお子さまにおすすめです。
毎年、ウミガメの産卵が確認されています。
海岸遊歩道

コバルトブルーの海、遠く水平線に浮かぶ島々を眺め、沖縄の自然を感じながら散歩が楽しめる遊歩道です。
ポイント
・美ら海水族館のすぐ近くで、セットで楽しめる
・沖縄でもめずらしい礁湖(ラグーン)内にあるビーチ
・遊泳エリアが整備されており安全
<h3>エメラルドビーチ</h3>
住所/沖縄県国頭郡本部町石川424(海洋博公園内)
電話番号/0980-48-2741
問い合わせ/海洋博公園管理センター
営業時間/遊泳可能期間 4月~10月
遊泳可能時間 4月 8:30~18:30(遊泳終了 18:00)
5月~8月 8:30~19:00(遊泳終了18:30)
9月1日〜15日 8:30~18:30(遊泳終了18:00)
9月16日~9月30日 8:30~18:00(遊泳終了17:30)
10月 8:30~17:30(遊泳終了17:00)
設備/クラゲ防御ネット、監視員、トイレ、シャワー、コインロッカー、売店
料金/入場料 無料
Webサイト/https://oki-park.jp/kaiyohaku/inst/75
波照間島(はてるま)ニシ浜(波照間島)
石垣島から高速船で70分ほど。
日本最南端の有人島である波照間(はてるま)島北部にあるニシ浜。
「ニシ」が「西」と混同されて「西浜」と表記されることもありますが、ニシ浜の「ニシ」は方言で北の方角のこと。
八重山諸島全体でも特に人気のあるビーチです。
八重山諸島の中でも指折りの美しいビーチで、海は「ハテルマブルー」と呼ばれる青と緑のコントラストが美しく、圧倒的な透明度を誇ります。
海岸は遠浅で、沖の方まで浅瀬が続きます。
波もほとんどなく、海水浴にもおすすめ。
防波堤の外側は珊瑚や魚が多く、シュノーケリングにも最適です。
砂浜の砂はサラサラしていて、歩くとパウダーのような柔らかな肌触りを楽しめます。
夕日の美しさでも人気が高いスポットです。
ハテルマブルー

波照間島ので見られる特有の美しい青い海は「ハテルマブルー」と呼ばれます。
ポイント
・八重山諸島屈指の美しいビーチ
・「ハテルマブルー」の美しく透明度の高い海
・美しい夕日が楽しめる
波照間島(はてるま)ニシ浜

住所/沖縄県八重山郡竹富町字波照間
電話番号/0980-82-5445
問い合わせ/竹富町観光協会
設備/トイレ、シャワー
料金/入場料 無料
阿波連(あはれん)ビーチ(渡嘉敷島)

那覇から西に約32キロ離れた、慶良間諸島(けらましょとう)で最大の島が渡嘉敷島(とかしきじま)。
白い砂浜とケラマブルーの海が広がる「阿波連ビーチ」は、真っ白な美しい砂浜が800メートル続く、渡嘉敷島を代表する人気のビーチです。
湾はゆるやかに湾曲しており、海は比較的穏やか。遊泳区域内も熱帯魚に会え、沖合はサンゴの群生を見ることができます。
マリンアクティビティも豊富。ウミガメに会えるビーチとしても有名です。
ケラマブルー

慶良間諸島は吸い込まれるような透明感のある青い海が美しいことで知られます。
これは海底のサンゴ礁が長年かけて海底に堆積し、白い海底の砂となって太陽の光を反射するためで、独特の海の色を「ケラマブルー」と呼びます。
ポイント
・マリンアクティビティが充実
・白い砂浜とケラマブルーの海が美しい
・ウミガメにも会えるかも
阿波連(あはれん)ビーチ
住所/沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連
電話番号/098-987-2333
問い合わせ/渡嘉敷村役場 観光産業課
営業時間/通年
設備/監視員、トイレ、シャワー、キャンプ
料金/入場料 無料
Webサイト/https://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/
古座間味(ふるざまみ)ビーチ(座間味島)

「阿波連ビーチ」と同じく、慶良間諸島(けらましょとう)に浮かぶ座間味島にあるビーチ。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した座間味島のメインビーチです。
真っ白なコーラルサンドと、他と比べても群を抜いて透明度が高い海のブルーの対比が美しく、他ではなかなか見ることができません。
海の中は魚やサンゴがいっぱいで、「熱帯魚の贅沢な水槽」とも呼ばれるほど。
波打ち際から数メートル泳ぐと、クマノミ、スズメダイ、チョウチョウウオなど、さまざまな海の生き物たちと戯れることができます。
施設も整っているので利用しやすく、観光客や家族連れに人気のビーチです。
こちらも「阿波連ビーチ」と同じく、運が良ければウミガメに出会えるかもしれません。
ポイント
・透明度が高い美しい海
・ウミガメとの遭遇チャンス
・シュノーケリングにおすすめ
古座間味(ふるざまみ)ビーチ

住所/沖縄県島尻郡座間味村座間味1743
電話番号/098-987-2320
問い合わせ/座間味村役場 船舶・観光課
営業時間/遊泳可能期間 4月中旬頃~11月下旬頃
遊泳可能時間 8:30~17:30
設備/監視員、トイレ、シャワー、売店
入場料/無料
Webサイト/https://www.vill.zamami.okinawa.jp/guidemap/detail/154/
百名(ひゃくな)ビーチ(南城市)
沖縄本島の南部・南城市にある「百名ビーチ」は白く輝く砂浜と泳ぎやすい遠浅の海が特徴。
波が静かでプライベート気分を満喫でき、のんびりしたい人におすすめ。
海は透明度が高く、隣の「新原ビーチ」と合わせると2キロメートル続く天然のビーチで、地元の人にも愛されています。
観光の途中に立ち寄りやすいスポットです。
このビーチは琉球の創成神で女神である「アマミキヨ」が久高(くだか)島から渡ってきた場所として伝えられており、地元では聖域として大切にされています。
上陸した地点を示す石碑「ヤハラヅカサ」が浜の少し沖合に立っていますが、干潮時にのみ全容が現われ、満潮時は海に沈んでしまいます。
また、近くにはやはり聖地である「浜川御嶽」(はまがわうたき)もあり、パワースポットです。
カイトボード(カイトサーフィン)のポイントとしても有名で、海水浴の他にビーチパーティ、パラセイリングを楽しむ人の姿も多く見られます。
朝日が特に美しいと評判で、ゆっくりと絶景を楽しむことができます。
アマミキヨ
琉球の神話に登場する女神。沖縄本島南部・知念半島から東へ約5.5キロメートルの洋上に浮かぶ久高島には、アマミキヨとシネリキヨ(男神)が、ニラーハナー(ニライカナイ)からやって来て海にただよう島々に草や木をうえて琉球の国土を作ったという琉球創生の神話が伝えられています。
ヤハラヅカサ

「ヤハラヅカサ」は琉球開闢神アマミキヨが沖縄本島に上陸したときに最初に足を降ろした場所だと伝えられる拝所。
首里城の東方にある霊地を巡拝する、東御廻い(あがりうまーい)の行事で訪れる拝所の一つです。
海中にあるため、干潮のみ渡ることができます。
浜川御嶽(はまがわうたき)

百名ビーチ北端の崖上にある御嶽(うたき)です。
御嶽は沖縄地方で「ムイ」「ウガン」「オン」などと呼ばれる聖地の総称で、多くは村の信仰の中心となる聖域として村の祭りが催されます。
この場所は、アマミキヨがヤハラヅカサに降り立った後、仮住まいをした場所だとされています。
ポイント
・プライベート気分を満喫できる、のんびりしたビーチ
・朝日が映える絶景スポット
・琉球王国の神話の地であるパワースポット
百名(ひゃくな)ビーチ

住所/沖縄県南城市玉城字百名
電話番号/098-948-4660
問い合わせ/南城市観光協会
設備/なし
料金/入場料 無料
Webサイト/https://www.kankou-nanjo.okinawa/enjoy/12/
幸喜(こうき)ビーチ(名護市)

隣の喜瀬ビーチとつながっていて、白浜が約1キロメートルも続く天然のロングビーチです。
自然がたくさん残っている海岸で、長いビーチの砂浜の奥にはモクマオウの木々が生い茂り、沖縄の本来のビーチの姿を今に伝えています。
クラゲネットやジェットスキーなどの人工物がなく、開放感にあふれたビーチです。
遊泳区域の限定がなく、どこまででも泳ぐことができます。水深はなだらかに深くなるため、子どもを連れた家族でも安心です。
海の透明度は比較的高く、海水浴のほか、BBQやキャンプもできます。
観光地の中心部から少し離れるので、落ち着いた雰囲気もポイントです。
ポイント
・交通の便がよく、名護市観光の拠点にも便利
・白浜が続く天然のロングビーチ
・自然が多く残り、沖縄本来のビーチの姿を残している
幸喜(こうき)ビーチ

住所/沖縄県名護市幸喜674-1
電話番号/0980-54-2567
問い合わせ/喜瀬公園管理事務所
営業時間/4月~9月 9:00~19:00
10月~3月 8:00~19:00
設備/トイレ、シャワー、コインロッカー、バーベキュー
料金/入場料 無料
新原(みーばる)ビーチ(南城市)

新原(みーばる)ビーチがある南城市(なんじょうし)は沖縄本島の南部に位置し、世界遺産にも登録されたパワースポット「斎場御嶽」(せーふぁうたき)で知られています。
南城市の玉城にある新原ビーチは、那覇空港から車で40分という近さでありながら、リゾート開発とは無縁の沖縄の素朴な風景が広がり、隠れ家的人気を誇ります。
人工ビーチとは一味違った、沖縄本来の開放的な海を満喫することができるのが魅力です。
ビーチの端には、琉球石灰岩が隆起した大きな奇岩などもあり、ダイナミックな景観も楽しめます。
エメラルドグリーンの海は、遠浅で波も静か。
小さな子どもも安心です。
グラスボートが楽しめ、サンゴや魚を海の上から眺められるのも魅力です。
斎場御嶽(せーふぁうたき)

御嶽(うたき)は、南西諸島に広く分布している聖地の総称。
斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球開闢伝説にも登場し、琉球王国最高の聖地とされる場所です。
御嶽の中には6つのイビ(神域)があり、琉球国王はこの六カ所を参拝しながら、国家繁栄・安寧、五穀豊穣、航海安全などを神に祈願したと伝えられています。
ポイント
・沖縄の素朴な風景が広がる、隠れ家的スポット
・小さな子どもも安心して遊べ、家族連れに人気
・グラスボートで海の中を楽しめる
新原(みーばる)ビーチ

住所/沖縄県南城市玉城字百名1599-6
電話番号/098-948-1103
問い合わせ/みーばるマリンセンター
営業時間/通年遊泳可能(季節・天候による)
遊泳可能時間 9:00~16:00
設備/公衆トイレ、シャワー、コインロッカー、更衣室
シャワー・更衣室はGW~9月末まで利用可能
料金/入場料 無料
まとめ
ここまで、数ある沖縄のビーチの中から厳選したビーチをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
沖縄ビーチを最大限楽しむためのコツとして、混雑を避けるには早朝や夕方が狙い目。
特に観光地化されたビーチは、この時間帯に訪れるとゆったりと静かに過ごせます。
また、沖縄にも観光客が増えるにつけ、地元の方々とのトラブルに発展する事態が増えています。
観光客も地元の方もおたがいに気持ちよく過ごせるよう、地元のルールを尊重する、 海にゴミを残さない、自然環境を守るなど、配慮した行動を心がけましょう。
そうすればどこのビーチでも楽しく過ごせ、よい思い出になること請け合い。
ここに紹介したビーチ以外にも、沖縄には素敵なビーチがありますので、ぜひご自身でも開拓して楽しんでください。
沖縄の海で過ごす時間が、あなたの旅をさらに特別なものにしてくれますように。
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