ストレスフルな毎日に疲れ、リフレッシュしたくなっていませんか?!
青い海に青い空、透き通るきれいな海!
海の世界って本当に素晴らしいんです。
日頃の疲れを吹き飛ばすために、マリンアクティビティはとってもおすすめです。
特にシュノーケリングとダイビングは、どちらも海の魅力を存分に楽しむことができるアクティビティです。
シュノーケリングは、ゴーグルとシュノーケルを使いながら海中の魚やサンゴ礁を観察するアクティビティのため、小さな子供がいても一緒に楽しむことができます。
一方ダイビングは、海の深くに潜って水中の世界をしっかりと堪能できるアクティビティです。
海の中って本当に神秘的!一度経験するとやみつきになる人も沢山います。
でも、シュノーケリングやダイビングでよく心配されるのが「波酔い」です。
船での移動やシュノーケリング中の体の揺れによって、気分が悪くなる人はけっこういるんです。
普段から乗り物酔いする人はシュノーケリングやダイビングでも波に酔う可能性大!
でも、せっかくの経験なので波酔いせずに楽しみたいですよね。
そこでこの記事では、ダイビング・シュノーケリング時の波酔い対策法を紹介し、さらに、波酔いの予防や症状の緩和におすすめの最強酔い止めを紹介します。
初めての人も、以前波酔いに苦しんだ経験のある人も、これを読めば次のシュノーケリングとダイビングがもっと楽しいものになること間違いなしです!
シュノーケリング・ダイビング時の波酔いとは?

シュノーケリングやダイビングを楽しむ一方で、多くの人が経験するのが「波酔い」です。
波酔いとは、船や水中での動きによって引き起こされる体調不良の一つです。
海の上で波に揺られることは心地よいと感じる一方で、同時に「酔い」の原因にもなります。
シュノーケリングやダイビングの最中に波酔いすると気持ちが悪くなり、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。
ではなぜ波に酔ってしまうのでしょうか?
ここからは、波酔いの基本的な仕組みや、その原因について詳しく見ていきます。
波酔いとは?その原因と症状を理解しよう
・何が原因なの?
波酔いの主な原因は、目と耳、体のバランスを取る機能がうまく連携しないことにあるんです。
普段、私たちが歩いたり走ったりするとき、体のバランスは目からの情報と内耳にある平衡感覚の情報をもとに調整されているって知っていますか?
でも船の上や水中では、目に映る風景が揺れている一方で、自分の体はその動きに合わせることができません。
そのため、脳に間違った信号が送られてしまうんです。
この目と体の感覚のズレが波酔いの原因となって、気持ち悪くなってしまうんですね。
特にシュノーケリングやダイビングは、水面も揺れるし船も揺れます。
体が感じる動きが複雑になるので脳の調整が追い付かず、波酔いをしやすくなります。
・波酔いってどんな症状?
波酔いの症状は様々で人によって異なります。
主に
・吐き気
・めまい
・冷や汗
・頭痛
・倦怠感
などの症状が見られます。
これらの症状は、最初は軽い不快感として始まることが多いですが、まあ大丈夫だろうとそのまま放置しておくと次第にひどくなり、最終的に嘔吐してしまいます。
吐き気は、波酔いの最も代表的な症状で、吐き気が強くなればなるほど、シュノーケリングやダイビングどころか海にいること自体が辛くなります。
海にいるとずっと揺られて、逃げ場がないですよね。
冷や汗が出てくると体力を消耗しやすくなり、めまいや頭痛を併発することもあります。
そのため波酔いは、早めに対策しておくことが重要なんです。
特にダイビングでは、波酔いが悪化すると海中での動きにも支障をきたし、安全に問題が生じることがあります。
「たかが波酔い」と甘く見ず、しっかりと気を付けておくことが重要です!
シュノーケリングにおける波酔い

「シュノーケリングは浅い海で行うし、足も地面に着くし酔わないでしょう!」と思っていませんか?!
確かに、ダイビングに比べるとシュノーケリングは気軽にできます。
でも、実はダイビングよりもシュノーケリングのほうが圧倒的に波酔いするんです。
実は水面ほど波の影響が強く、体が波に揺られます。
特に波が強い日や海面が大きく揺れるため、シュノーケリングで波酔いをする可能性がぐっと高くなります。
・なんでシュノーケリングでも酔うの?
理由その1:水面の波によって体が常に揺さぶられているから!
つまり三半規管が刺激され続けているということ。
体が揺られ続けると気持ち悪くなるのは、車酔いと同じですね。
理由その2:水面から顔を出す動きが多いから!→この動作をするたびに視界が大きく上下に動き、酔いを助長しています。
ダイビングにおける波酔い

「じゃあ海の深くに潜るダイビングなら、波の影響もないし大丈夫でしょう!」と考えていませんか?
ダイビングでは、シュノーケリングとはまた違った理由で酔いが引き起こされてしまうんです。
・なんでダイビングでも酔うの?
理由その1:船に乗るから!→多くの場合、ダイビングポイントまで船で移動します。
その船の揺れが原因で酔ってしまいます。
理由その2:水圧の影響を受けるから!
→水深が深ければ深いほど、耳に水圧がかかります。
耳抜きがうまくできないと、水圧の変化が内耳のバランス感覚を崩して酔いを引き起こします。
理由その3:水中でも揺れがあるから!
→深いところにいるとはいえ、波や海流からの影響があるため揺れはあります。
実は、ダイビング中に海藻がゆらゆらと揺れているのを見て酔う人もけっこういるんです。
シュノーケリング・ダイビング時の波酔い対策法

「波酔いしたらせっかくのシュノーケリングが楽しめない。波酔いしないためにはどうしたらいいの?!」
そうですよね。せっかくのシュノーケリングやダイビング、後悔のないよう全力で満喫してほしいです。
「気持ち悪くなって終わった…」という残念な思い出にならないよう、しっかりと波酔い対策をしておきましょう!
記事の最後に「要確認!波酔い対策チェックリスト」もあるので、ぜひ活用してみて下さい。
それでは対策法を紹介していきます。
前日の体調管理をしっかりしよう!
波酔い対策には、前日からの体調管理がとても大切です。
体調が万全でないと、シュノーケリングやダイビング中、揺れに敏感になり波酔いの症状が現れやすくなります。
では、具体的にどのように体調管理をすればいいのか挙げていきます。
睡眠をしっかりとりましょう!
・自律神経が乱れる
睡眠不足だと、自律神経が十分に働かなくなりストレスへの耐性が弱くなります。
その結果、船の揺れや不規則な波の動きに体が適応できなくなってしまい、波酔いしやすくなります。
・平衡感覚が鈍る
睡眠は、平衡感覚を司る内耳の働きに直接影響を与えています。
睡眠不足になると、内耳の感受性が高まると言われています。
つまり、揺れや傾きに敏感になるということです。
そのため船や波による揺れに対して過剰に反応してしまい、波酔いのリスクが高まります。
・頭が働かない
睡眠不足のときって、頭がボーっとしますよね。そのように睡眠不足によって集中力や判断力が低下し、自分が波酔いをしていることに気が付きにくくなります。波酔いは、症状が出始めたらすぐに対処しないとどんどん悪化していきます。早めに気付いて対処できるよう、しっかり睡眠をとっておきましょう。
・倦怠感がある
十分な睡眠が取れないと、免疫力が低下して疲労感や倦怠感が強くなることがあります。
徹夜明けって本当に体が重だるいですよね?その体のだるさで波酔いしてしまうと、ますます体調が悪化してダイビングやシュノーケリングを楽しめなくなります。
しっかり睡眠をとることの大切さはお分かりいただけましたか?
以上の理由から、波酔いを防ぐためには前日に十分な睡眠を確保するようにしましょう!
飲酒は控えよう!
・体が脱水状態になる
アルコールには利尿作用があり、体を脱水状態にする危険性があります。
脱水状態になると体のバランス感覚が悪くなり、波酔いの症状が出やすくなってしまいます。
また、脱水症状は「減圧症」というまた別の症状を引き起こします。
この減圧症を防ぐために、ダイビングの前日は飲酒が禁止されているんです。
自分の身を守るためにも、飲酒を避け十分な体の水分を維持するようにしましょう。
・揺れに敏感になる
アルコールは中枢神経系に作用し、判断力や反射神経を鈍らせます。
酔っぱらうと足がふらふらすることがありますよね。
この影響により、船の上や波の不規則な動きに対して体のバランスがとりにくくなり、波酔いの原因となることがあります。
また、アルコールの影響で眠りが浅くなり翌日に疲れが残る場合、体が揺れに対してより敏感になることがあります。
・胃の不快感
アルコールは消化器系にも影響を与え、胃の不快感を引き起こすことがあります。
実際、二日酔いだと吐き気がしばらく続いたり胃がムカムカするのが続いたりしますよね?
この状態で波酔いすると吐き気が増し、とてもシュノーケリングやダイビングを楽しむことなんてできません。
楽しい気分でお酒を飲みたい気持ちはぐっと我慢!
シュノーケリングやダイビングを予定している前日は、アルコールを摂取しないようにしましょう。
食べ過ぎ注意!

前日の食事制限は特にありません。
しっかり栄養をとっておきましょう。
ただし、食べ過ぎには気を付けてください!
・お腹をこわす
食べ過ぎてしまいお腹をこわした場合、下痢で脱水を引き起こす可能性があります。
脱水症状は、先でもお伝えした通り、体に悪影響を与えますので注意してください。
・消化しきれない
当日までに食べたものを消化しきれなかった場合、水圧で胃が圧迫され気分が悪くなります。
旅先で美味しいグルメを堪能するのはいいですが、腹八分目にしておきましょう。
シュノーケリングやダイビングは体を使いかなりカロリーを消費するので、遊んだあとは本当にお腹が空きます。
美味しい食べ物は、その時に思い切り味わってくださいね!
当日はこれに気を付けよう!
「前日に色々気を付けたからあとは楽しむだけ!」
確かにそうですが、当日にこそ気を付けてほしいことがけっこう沢山あるんです。
ここからは、シュノーケリングやダイビング当日の波酔い対策を紹介していきます。
食事は軽めに
シュノーケリングやダイビング当日にお腹がいっぱいになるまで食事をするのはもちろん良くないのですが、酔うのを心配して何も食べない人がけっこういます。
気持ちは分かりますが、空腹は絶対にやめてください。
当日は空腹・満腹を避け、食事は軽めに取っておくのがいいでしょう。
食事の内容も影響してくるので、量だけでなく食事内容にも気を配る必要があります。
避けるといいものは、
・油分が多いもの(揚げ物、ラーメンなど)
・胃を刺激するもの(梅干し、ニンニク、柑橘系のもの)
おすすめの食べ物は、
・消化のいいもの(リンゴ、ゼリーなど)
ちなみに酔い止め効果のあるものは、「ショウガ」や「炭酸水」と言われています。
食事は軽めにして、船に乗る1時間前には終わらせておいてくださいね。
酔い止めを飲む
もちろん、シュノーケリングやダイビングには酔い止めの服用も効果的です。
薬によって異なりますが、船に乗る30〜1時間ほど前に服用しておきましょう。
酔い止めは基本的に酔う前に服用するものですが、最近では酔ってからでも効くタイプや水なしでも飲めるタイプの酔い止めも販売されています。
自分に合った酔い止めを選びましょう。
酔い止めについては、後ほどおすすめ商品を紹介します!
船は中央に座る
船に乗る場合、必ず船の中央に座るようにしましょう。
その理由は以下の通りです。
・左右の端は波の動きがダイレクトに伝わり、揺れが大きいから。
・後方にはエンジンがあることが多く、風向きによっては排気ガスの匂いで気持ち悪くなることがあるから。
下を向かない
揺れの中で下を向くと、酔いやすくなります。
ダイビングは特に、器材の装着のため下を向いて作業をすることも多いと思いますが、なるべく真下を向かないように気を付けましょう。
遠くを見て、大きく深呼吸するのも効果的です。
締め付けのある洋服を着ない
ウェットスーツやインナーで、体を締め付けすぎないようにしましょう。
首が苦しいと波酔いしやすいため、できる限りウェットスーツは上半身だけでも脱いでおくといいでしょう。
リラックスして過ごす
ストレスは波酔いの敵です!
緊張や不安もあるかと思いますが、心身ともにリラックスして過ごしましょう。
リラックス法としては、
・友達と会話する
・好きな音楽を聴く
・深呼吸やストレッチをする
・思い切って寝る
緊張していると呼吸が浅くなり、息が苦しくなったり気分が悪くなったりしますよね。
そのようなことを防ぐためにも、落ち着いて過ごすよう心掛けましょう。
波の少ない場所で楽しむ
シュノーケリングは水面で楽しむアクティビティのため、波の影響を思い切り受けてしまいます。
初心者や乗り物酔いしやすい人は、波の少ない場所を選んで楽しむといいでしょう。
自分に合った器材選び
シュノーケリングで使うマスクやシュノーケルも、波酔いの原因になることがあります。
それらがしっかりフィットしていないと、波の揺れを強く感じることがあり、波酔いを引き起こしてしまいます。
ダイビングもですが、器材は自分の体にぴったり合ったものを選ぶようにしましょう。
それでも酔ってしまったときの対処法
十分に対策をしたにも関わらずそれでも酔ってしまった場合は、すぐに対処するようにしましょう。
そのまま放っておくと、体調はどんどん悪化しシュノーケリングやダイビング続行不可能となります。
中断して休憩する
すぐに中断して休息を取りましょう。
波酔いの初期症状が出た場合、静かに横になったり、ゆっくりと深呼吸を行うことで症状を緩和できます。
ストレッチをする

軽いストレッチをするのも効果的です。
軽い動きで体をリラックスさせ、血行を促進することで波酔いの症状を緩和できます。
水分補給をする
しっかりと水分補給をしましょう。
炭酸水やスポーツドリンクがいいでしょう。
炭酸水に含まれているアルカリ成分が、体のバランスを正常に保ってくれます。
またスポーツドリンクで電解質を補給できるため、体の回復が早くなる効果が期待できます。
酔い止めを服用する
酔い止めには、酔ってからでもその効果を発揮するものがあります。
事前に飲み忘れたときや思いがけず酔ってしまったときに備えて、持参しておくと安心です。
酔い止めに迷ったらこれ!最強酔い止め3選

シュノーケリングやダイビングをする際、波酔い対策として酔い止めを服用するのは非常に効果的です。たくさんの種類の酔い止め薬が販売されていますが、正直たくさんありすぎてどれを選べばいいか迷いますよね。ここでは、特に人気がありしっかりと効果を発揮する酔い止めベスト3を紹介します。
「 アネロン ニスキャップ」エスエス製薬株式会社

まず最初に紹介する酔い止めは「アネロン ニスキャップ」です。
「アネロン ニスキャップ」は、乗り物酔いによる吐き気・めまい・頭痛を予防・緩和する効果のある酔い止めで多くのダイバーから支持されています。
特長
・長時間効果が持続する(1日1カプセルで効果が持続)
・食前でも食後でも服用可能
・酔ってからでも効く
・胃に直接働くため優れた効果が期待できる
・眠くなりにくい
「アネロン ニスキャップ」は持続性に優れている酔い止めのため、長時間のダイビングや船旅にぴったりです。
またこの酔い止めは眠くなりにくいことも特徴の一つです。
眠気に襲われるとどうしてもシュノーケリングやダイビングの際に集中力を保てなくなり大変危険です。
多くのダイバーがこの酔い止めを愛用している理由は、長時間の海の揺れに耐えることができ、シュノーケリングやダイビングに万全の体調で臨めるからです。
まさに、シュノーケリングやダイビング時の酔い止めにピッタリですね!
アクティビティ中は何かとバタバタして薬を飲むことを忘れがちです。
この酔い止めなら、出発前に飲んでおけばずっと効果が続くので安心です。
「センパア QT」大正製薬株式会社

続いて紹介する酔い止めは「センパア QT」です。
「センパア QT」は、水なしでかまずに飲めるタブレットタイプの酔い止めです。
特徴
・水なしでもかまずに服用可能
・酔ってからも効く
・すばやく溶ける
・即効性がある
・飲みやすいフルーツ味
有効成分の「ジフェニドール塩酸塩」が嘔吐中枢に直接作用するため効くのが早く、かつ眠気が比較的起こりにくいところがこの酔い止めのおすすめポイントです。
自分は酔わないと思っていても、気付けば吐き気に襲われていることもしばしば。
そんな時は水ものどを通らなかったりしますよね。「センパア QT」は口に含むだけでさっと溶けてすぐ飲めるので、酔ってから服用する酔い止めに最適と言えるのではないでしょうか。
オレンジジュースのような味で、飲みやすいですよ。
この酔い止めは溶けやすいため、濡れた手で錠剤を直接触らないよう注意が必要です。
「トラベルミン1」エーザイ株式会社

「トラベルミン1」は、長年にわたり多くの人に信頼され選ばれてきた酔い止めです。
何よりその速効性が大きな特徴で、その効果の高さは一度トラベルミンを服用したことがある人にはお分かりいただけるのではないでしょうか。
大人用だけでなく、子供用の酔い止めも販売されています。
特徴
・即効性がある
・水なしでかまずに服用可能
・1日1錠で効果が持続
・酔ってからも効く
・すばやく溶ける
こちらもかまずに飲めるタイプの酔い止め。
口の中でラムネのようにすっと溶けて、即効性があるので高い人気を得ています。
「トラベルミン1」には、抗ヒスタミン成分が含まれており、これが脳の嘔吐中枢に作用して酔いを防ぎます。
この薬は特に短時間で効果が現れることから、急な船酔いにも対応できるとされています。
ただこの酔い止めは人によっては眠気を引き起こすことがあるため、運転前やシュノーケリングやダイビングの前など、注意力が必要なときには気を付けなければいけません。
30分前の服用がベストですが、この場合は少し早めに服用しておくといいでしょう。
またトラベルミンは子供用も販売されており、家族で使用することができます。
服用時は水分を多めにとり、体をリラックスさせておくといいでしょう。
酔い止めの効果や副作用の出方には個人差がありますので、ぜひ自分にぴったりの酔い止めを見つけて下さい!
迷ったときは、ドラッグストアで薬剤師さんに相談すると親身になってアドバイスしてくれます。
酔い止め服用時は使用上の注意をよく読み、適切に服用することを心がけてください。
酔い止めバンドって知ってる?酔い止めバンドを簡単解説

シュノーケリングやダイビング時におすすめの酔い止めを紹介しましたが、最近注目されているのが「酔い止めバンド」です。
こちらは、酔い止めの薬にあるような副作用を気にせず波酔いを予防できるアイテムです。
ではこの酔い止めバンドは、どのように効果を発揮するのでしょうか。
酔い止めバンドの効果

酔い止めバンドは手首にある「内関(ないかん)」というツボを刺激することで、体調を整え船酔いや乗り物酔いに効果を発揮します。
乗り物だけでなく、シュノーケリングやダイビングなど、揺れが原因で起こるあらゆる酔いに効果があります。
内関は内臓機能をよくするツボであり、つわりや二日酔いによる吐き気や嘔吐、ストレスや食欲不振にも効果があるようです。
その他にも、鎮痛作用や胃部膨満感なども効果として挙げられます。
着脱方法
使用する際は、バンドの内側についている突起が「内関」に当たるよう、正確に内関に合わせて早着することが大切です。
圧力が不足すると効果が弱くなるため、しっかりとフィットさせてください。
また、バンドは両手首に装着することで効果が最大限に引き出されるため、両手首にバンドを装着することをおすすめします。
バンドは主に3種類あります。
・伸縮するリストバンドタイプ
・マジックテープタイプ
・腕時計のようなベルトタイプ
この中でも、リストバンドタイプは伸びるため着脱が簡単で、さらに汚れたら洗濯できるというメリットがあります。
シュノーケリングやダイビング時に使用すると海水につかるので、汚れた洋服と一緒に洗濯できるのは衛生的でとても便利ですね。
酔い止めバンドの選び方
自分のサイズを確認
「内関」をしっかり刺激しないと効果を発揮しないため、手首にしっかりフィットするサイズを選びましょう。
子供用のバンドも販売されていますので、小さなお子様には子供用を選んであげましょう。
素材を選ぼう
バンドタイプによって素材もそれぞれ異なります。基本的に長時間付けるものなので、手首にストレスのかからない素材を選びましょう。
使用用途によって選ぶのもいいですね。アウトドアだと汗や汚れもつくので、洗濯できる素材が衛生的でおすすめです。
汗かきなお子様には蒸れにくい特殊ナイロンもいいでしょう。
好みの色を見つけよう
最近ではデザイン性の高い酔い止めバンドも多くなっており、ファッションアイテムとしても使用することができます。
黒や白といった落ち着いたカラーも洋服に馴染んでいいですが、海に行く場合は少し派手な色でもいいでしょう。
酔い止めバンドは、薬と違って副作用がありません。
副作用や薬の飲み合わせを気にする必要もなく、子供から大人まで安心して使用できます。
薬に頼らず自然な方法で方法で酔い止めを試したい方は、ぜひ酔い止めバンドを試してみてください。
酔い止めバンド比較
人気の酔い止めバンドを比較してみましょう。
商品名 | 素材 | カラー | その他 |
---|---|---|---|
スッキリバンド(R) 株式会社プレスビー | アクリル ナイロン ポリウレタン プラスティック | 大人用:グレー/ブラック/ネイビー/レッド 子供用:ピンク/ブルー/グリーン 妊婦用:ライラック | 洗濯〇 つわり軽減〇 伸縮性あり 2個入り |
医療用指圧バンド OSTO(オスト) 株式会社ビタットジャパン | シリコンゴム 鉄 | ダスティピンク アイスブルー オフホワイト サンドベージュ | 洗濯〇 つわり軽減〇 12段階の調節で子供から大人まで対応 2個入り |
Miya SICKOFF 株式会社ミヤマエ | シリコンゴム | 大人用:ブラック/ホワイト/ダークグリーン 子供用:ブルー/ピンク/ホワイト | 水洗い〇 つわり軽減〇 キッズサイズあり 1個入り |
スッキリバンド(R)|株式会社プレスビー

まずは株式会社プレスビーの「スッキリバンド(R)」です。
イギリスのシーバンド社が製造し、世界50か国以上で販売されているのがこの「スッキリバンド」です。
なんと世界最高水準の安全な繊維製品として、国際的な安全基準の認可を受けています。
素材はアクリル、ナイロン、ポリウレタンのため、長時間着けていても蒸れにくいというメリットがあります。
もし汗で汚れても、洗濯できるので衛生的です。シリコンと違い、汗でバンドがずれることもなく、リストバンドとしても使用できる優れものです。
落ち着きのあるカラー展開で、どのカラーを選んでも洋服に合う酔い止めバンドです。
医療用指圧バンドOSTO(オスト)|株式会社ビタットジャパン

次は、株式会社ビタットジャパンの「医療用指圧バンド OSTO(オスト)」です。
バンドの部分はシリコンゴムでできており、12段階の調節ができるようになっています。
これにより、大人でも子供でも自分に合ったサイズに調整することができます。
カラーは人気のくすみカラーを取り入れていて、特に女性から人気のある酔い止めバンドです。
Miya SICKOFF|株式会社ミヤマエ
最後に紹介する酔い止めバンドが、株式会社ミヤマエの「Miya SICKOFF」です。
株式会社ミヤマエは釣り具用品を販売している会社なので、そこの酔い止めバンドとなると一気に信頼できそうですね。
他の酔い止めバンドと比較するとこの酔い止めバンドは細めのつくりになっています。
見た目もスタイリッシュなので、スポーツ系の服装と合いそうです。
またこの酔い止めバンドはキッズ用も販売されています。
キッズ用の酔い止めバンドは柔らかな色味でとても可愛く、子供たちも喜んで着けてくれること間違いなしです。
バンドは細いので、子供の手首に負担があまりかからずに済みます。
サイズ調整も穴に通して引っ張るだけという簡単なものなので、小さい子供でも自分で装着できます。
このように、酔い止めバンドにも色んな種類があることが分かります。
長時間快適に使用したいなら株式会社プレスビーの「スッキリバンド(R)」、可愛らしく自分にピッタリのサイズで効果を求めるなら株式会社ビタットジャパンの「医療用指圧バンド OSTO(オスト)」、スタイリッシュにさりげなく装着したいなら株式会社ミヤマエの「Miya SICKOFF」がおすすめです。
商品によって、必ず2個入りとは限らないので酔い止めバンド購入時には個数もしっかり確認するようにしましょう。
酔い止めバンドはつわりを軽減する効果もあるようです。
シュノーケリングやダイビング時の船酔い、車酔い、波酔いに加え、二日酔いやつわりの吐き気にも効果を発揮する大変な優れものです。
まとめ|要確認!波酔い対策チェックリスト

ここまで、シュノーケリングやダイビング時の波酔い対策について説明しました。
一目でわかる波酔い対策チェックリストを作ったので、ぜひ活用してみてください。
初めてのシュノーケリングやダイビングで不安な人も、以前波酔いをしたせいで抵抗がある人も、ここでお伝えした波酔い対策を実施することできっと楽しい1日になること間違いなし!
しっかりと準備をして、シュノーケリングやダイビングを満喫しましょう!
前日の体調管理をしっかりしよう! | 当日はこれに気を付けよう! | それでも酔ってしまったときの対処法 |
---|---|---|
睡眠をしっかりとりましょう | 食事は軽めに | 中断して休憩する |
睡眠をしっかりとりましょう | 酔い止めを飲む | ストレッチをする |
食べ過ぎ注意 | 船は中央に座る | 水分補給をする |
下を向かない | 酔い止めを服用する | |
締め付けのある洋服を着ない | ||
リラックスして過ごす | ||
波の少ない場所で楽しむ | ||
自分に合った器材選び |
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